生産現場の課題に答える加工技術の総合誌「プレス技術」にアシストスーツ「楽衞門」が掲載されました。

アシストスーツ 楽衛門 プレス技術

作業の腰の負担を軽減 アシストスーツ「楽衛門」

荷物の上げ下ろしや運搬時にかかる腰の負担を軽減するアシストスーツ。電動やエアー、あるいはゴムベルトでサポートするものなど数々あるが、その多くは「重い、装着や操作が複雑、高価」という問題を抱える。㈱ラクエモン(東京都・杉村清社長)は従来の逆発想で、「軽い、簡単、安価」を目的としてアシストスーツ「楽衛門」を開発。特許を取得して事業化した。本製品は、独自に開発したハイパワーゴム(三層構造の超高弾性素材)を腰部から背部にかけて設け、両肩と股間の3点で支持する構造が特徴だ。

キックバックでアシストする 

荷物を持つときの腰の屈曲に対応して、背中部分に設けられたハイパワーゴムのキックバック(復元力)によって上体を起こし、作業をアシストする。腰の筋力の負担は何パーセント軽減されるか気になるところ。率直に杉村社長に聞くと、「数値モニターの調査によると、パワーアシストスーツが骨盤を支えていることで安心感があり、荷物を持ち上げるときに20~30%は楽に感じるとの評価をいただいています」という。
ハイパワーゴムの強靭な伸縮力と耐久力が要で、全国有数のゴムメーカーに協力を得た。芯材はポリエステルに天然ゴムを織り込んで幅30㎝で製作され、両面をスポーツ系インナーに利用されるプレミアムストレッチファイバーが被覆する。薄く肌触りがソフトである。

作業ではなくファッション性

外観は、登山者が着用するハーフパンツのよう。「ゴワゴワの作業着ではなく、工場からそのままコンビニに行っても街で違和感がないようにファッション性を心がけました」と杉村社長。 機能にもこだわりがある。ハーフパンツを履いて、両肩にショルダーベルトを掛け、左右のストラップを引き下げると着用完了だ。
両肩と股間の3点で支持する仕組みだから10秒で着用できる。股間部にはソフトウレタン材が着脱可能に取り付けられているが、ユーザーの体形に位置合わせをすることと外して洗濯することも考えたつくりだ。ショルダーの内側には衝撃緩衝のジェルパッドがつけられ、肩を荷重から保護する。

楽衞門公式HP:http://rakuemon.co.jp/

Good idea!

介護トレーナーとして働いているとき腰椎ヘルニアを患い、4回も手術。アシストスーツに頼るべく市販の20種類を着用したが、すべてに不満。自分で開発に取り組んだ。コロナ禍中で資材メーカーやパタンナーに時間の余裕があり、杉村社長の開発意気込みに共感、積極的に協力してくれた。

プレス技術
アシストスーツ 楽衛門 プレス技術

楽衞門公式HP
http://rakuemon.co.jp/

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